戦後日本における「“まちづくり”立法迷走」の背景

 この記録は、日本の“まちづくり”、住宅地開発と住宅・施設建築の混迷の歴史であり、その混迷のど真ん中をもみくちゃにされながら歩んだ一人の建設官僚戸谷英世氏が綴った記録です。
 不動産、或いは建築業以外の人には難しいかも知れません。この記録と同時に「住宅生産性研究会(HICPM)」のすばらしいホームページを広めたいと思っております。特に「世界の住宅と資産形成」には、理想の開発と住宅のあり方が示されています。

 ここでは一部抜粋をご紹介しますが、下に添付しましたURLから是非本文をお読みください。
 そして、住宅生産性研究会(HICPM)のホームページを、是非、お読みください。家とは何か、がよく解ります。先進国では、家造りは資産形成なのです。日本はそうなっていません。


~ 一部抜粋 ~

 「丹下健三のオリンピック施設の評価は、「欠陥建築からモダニズム建築」に大逆転された。丹下健三は、黒川紀章と菊竹清訓の二名の若手建築家を広報担当に使い、「世界に着目されるモダニズム建築家に挑戦しようとするならば、建築基準法違反に挑戦するべきだ」と違反建築物を促すようなキャンペーンを張った。その主張は、建築基準法改正に取り組む住宅局への批判となり、違反建築を煽る丹下と住宅局との対立が激化した。丹下らモダニズム建築家は、違反建築事故を起こしても「造反有理」の毛沢東理論で違反建築を あおそそのかした。
・・・2人の建築士処分を決定させた私は更迭され、3年間国外追放された。」

(註:造反有理(ぞうはんゆうり)とは「造反に理が有り」の中国語、つまり謀反側や反乱者こそ正義が持っているのこと。「革命無罪」と並び中華人民共和国の文化大革命で紅衛兵が掲げたスローガンである。)


ブログ「戦後日本における「”まちづくり”立法迷走」の背景」

https://ameblo.jp/shinshu-inaka/entry-12842187501.html

【ヴィレッジ・ホームズ:カルフォルニア州デーヴィス市にある
「サステイナブル・コミュニティ」のモデル】



 尚、この貴重な記録を書かれた住宅生産性研究会(HICPM)のホームページ(下記)は本当に素晴らしいです。是非開いてお読みください。家が原因で資産を失い、豊かになれない日本の住宅行政の問題点が解ります。

住宅生産性研究会(HICPM)ホームページ

http://www.hicpm.com/

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